ホテル雅叙園東京


いけのぼう池坊
正面玄関・エレベーターホール・十畝の間・漁樵の間・頂上の間
【第一期】9/20(金)~9/25(水)

池坊は室町時代中期、池坊専慶が花の名手として歴史文献『碧山日録』に登場、室町時代後期には池坊専応が花伝書『池坊専応口伝』を著し、いけばなの理念を確立しました。それは、美しい花を鑑賞するばかりではなく、草木のいのち、風興を基とすることを説き、花をいけることによって悟りに至るいけばなを成立させ、この理念は現在にまで引き継がれています。

池坊
池坊

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうおうかい古流松應会
草丘の間
【第一期】 9/20(金)~ 9/25(水)

「古流」は江戸時代中期(明和年間-1760年代)に今井一志軒宗普によって創流され「生花(せいか)」は床の間にいける花として町民の間で流行し、今日まで伝承され続けています。生花(せいか)と呼ばれるそのいけ方は植物の出生を軸とし、四季の移りかわりを三才と呼ばれるその流麗な線状美の内に表現します。「古流松應会」は、創流時より千羽家が代々いけばなを伝承し、明治45年(1912)に会組織を設立、そして2008年、現家元が十代目千羽理芳を襲名し、一昨年100周年を迎えました。

古流松應会
古流松應会

※写真は過去展示の様子 


しゅんそうりゅう春草流
静水の間
【第一期】 9/20(金)~ 9/25(水)

昭和27年、初代白澤春草により、埼玉県浦和市にて創流。本部をさいたま市浦和区に置き、本年で創流61周年を迎えました。日本古来の「いけばな」の良さを生かしながら、現代の美意識に基づいた、格調高い自由花を追求。色彩と植物の造形美を求め、自己表現のいけばなと、日常生活で楽しむいけばなを共にめざします。

春草流
春草流

※写真は過去展示の様子 


せいらんりゅう青蘭流
星光の間
【第一期】 9/20(金)~ 9/25(水)

いけばなは、その土地の風土や自然と密接な結びつけがなければ真の生命力は失われます。花器なども、高価なものは避けて、入手しやすい生活雑貨などを積極的に取り上げ、いけばなへの人々の親近感を強め、いけばなを展示する空間においても、従来の床の間主体の定石を破ってアンペラを使ったり、箱形の台を使って立体感を出すなど、環境に相応しい花を生けております。 そして、ありのままの自分を花で表現し、いけばなで心が癒されることをモットーとしております。

青蘭流

※写真は過去展示の様子 


いけばなせっしゅうりゅういけばな雪舟流
清方の間
【第一期】 9/20(金)~ 9/25(水)

人に個性があるように、植物にも個性があります。 そして、花をいける空間にも個性があります。 いける人の個性、いける花の個性、いける空間の個性。 3つの個性を生かし、融合させることで、 より魅力的で美しいいけばなが生まれます。 いけばな雪舟流は創流以来、 脈々と伝わる華道の伝統を受け継ぎながらも 常に現代的な感覚を取り入れてきました。 これもまた“時代”という個性との融合です。 個性を生かす自由ないけばな。それが、いけばな雪舟流のいけばなです。

いけばな雪舟流
いけばな雪舟流

※写真は過去展示の様子 


こうざんりゅう広山流
正面玄関・エレベーターホール・十畝の間・頂上の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

広山流は初代・岡田広山が明治の末、時代の変化と共に新しいいけばなを目指し、「植物本来の個性をいきいきと表現する自由花」として創流いたしました。三代家元は山野草の分野を開拓、「野の花山の花の広山流」と評されるようになりました。現在は四代家元のもと、初代が好んだ「桃は桃らしく、梅は梅らしく」の言葉のように、自然の姿を大切に、日常の暮らしに寄り添ういけばなを大切にしており、2020年には創流110周年を迎えます。

広山流
広山流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうとうかい古流松東会
漁樵の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

当流は、江戸時代中期に誕生した流儀「古流・こりゅう」の「生花・せいか」と言う「様式美の作品」を基本として、「自然の風景(情感)を表現した作品」から、近代社会にマッチした「アート的美意識作品」までを「伝承と創造」として、幅広く研究し発信する「古流の一会派」です。

古流松東会
古流松東会

※写真は過去展示の様子 


いくせいりゅう郁生流
草丘の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

郁生流は、昭和23年3月、初代家元澤井雅峰により創流されました。いけばなの美しさを喜びながら、文化や教養の糧となるものを心に、人間完成への前進手段としてのいけばなを目指してきました。現在、三世家元澤井雅恵が継承、『花遊び』『花のある暮らし』等、生活に密着した作品、またいけばなを自己表現の最たるものとし、オリジナリティーを大切にした作品をいけています。

郁生流
郁生流

※写真は過去展示の様子 


にほんかどういん日本華道院
静水の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

日本華道院のいけばなは、いけばなの歴史のなかで、それぞれの時代に発想され、つくられてきた伝統的ないけばなの『こころ』と『かたち』を尊重し、この伝統が日本華道院のいけばなに引き継がれていることを誇りとするものです。 しかし、長い歴史をもち、伝承されてきたいけばなの固定的な『かたち』をそのまま踏襲しようとするものではありません。日本華道院が、研究し、普及のために努力しているいけばなは現代自由華と呼ばれるものです。 日本華道院は1941年、初代家元・吉江如水により、いけばなの芸術性の探求と普及を目標として創流されました。古い形式や約束ごとにとらわれず、伝統を超えた新しいいけばなの創造が創流の目的でした。 「生植物を主材とする現代自由華が、いけばな芸術を具現するものである」という理念のもとに活動をはじめた」この主張は現在も引き継がれています。

日本華道院
日本華道院

※写真は過去展示の様子


すいこうりゅう翠香流
星光の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

華道 翠香流は、明治の末から初代竹中翠香が自由に個性を発揮できるいけばなの模索を始め、昭和24年に井伊家の後援を受け彦根にて流派を立ち上げます。一般に親しまれていた花型の開発に努める一方で、国宝 彦根城のお掘りや琵琶湖に作品を浮かべるなど、借景と花を融合させる大胆な演出で衆目を集めました。伝統的ないけばなの作法を守りながらも、形にとらわれず自由に個性を表現し続ける斬新な流派です。

翠香流
翠香流

※写真は過去展示の様子 


れいげつりゅう麗月流
清方の間
【第二期】  9/27(金)~10/2(水)

「麗月流」は1945年11月、初代家元、坂本汀雪により創流いたしました。古流を源とした生花、そして現代花にも意欲的に取り組んでおります。毎月一度、研究会を設け、生花の勉強、新しい花材や器の扱い方等を研究いたしております。現在、初代家元の時より続いております明治神宮、靖国神社、山王日枝神社へのご献花をはじめ、1年を通して色々な華展へ出展いたしております。

麗月流
麗月流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうりおんかい古流理恩会
正面玄関、エレベーターホール、十畝の間、頂上の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

江戸で生まれ、江戸で育った古流は江戸時代中期(明和年間)に一志軒宗普によって創流されました。そのシンプルで「粋」な花は当時の人々に絶賛され、創流以来約二百五十年間、変わらぬ花の美しさを伝承して来ました。江戸、明治、大正、昭和、そして平成と時代は流れても変わらない揺るぎのない美が脈々と息づいています。現在では古典の花はもちろん、現代の生活にも潤いと安らぎを与える「花のある豊かな暮らし」を目指して日夜研鑚を重ねております。

古流理恩会
古流理恩会

※写真は過去展示の様子 


きんかいけのぼう錦花池坊
漁樵の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

昭和9年創流で、本年創流85周年を迎えました。古典花から現代いけばな迄、幅広く学び活動をしている若手作家の多い流派です。 古典花を大事にしながらも、常に新しい「花の形と心」を模索しています。 「いけばなは、古い作法では無く、時季(とき)を表現する花の芸術です。」

錦花池坊
錦花池坊

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうせいかい古流松瀞会
草丘の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

古流松瀞会は昭和4年、文京区において初代石井理顕により創流され今日に至っております。いけばな芸術協会、いけばな協会、帝国華道院に属し活動しております。
毎年2月湯島天満宮の「梅まつり」での華展は43年と続いており、毎年趣向をこらして多くの方々に楽しんで頂いています。
当会は盛花、投入、生花と多岐にわたり指導しております。専属の生花店を有し、花材の良さも好評です。

また入会前の体験学習もご自由に参加できます。

 

古流松瀞会
古流松瀞会

※写真は過去展示の様子 


こりゅうとうようかい古流東洋会
静水の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

花が自然の中にあるときの、あるがままの姿が最も美しいと考え、その美しさを大切に表現することを目指し活ける心を重んじます。花を活ける心とは、花を愛する心であり、小さな生命を慈しむ心です。その精神性が、古来より日本に伝わる東洋的な思想に通じているところから「古流東洋会」と名付けました。伝統の花である「お生花」と”色紙に描いた墨絵の様な花”「水墨花」をお楽しみいただければ幸いです。

古流東洋会
古流東洋会

※写真は過去展示の様子 


いすずこりゅういちぎょうは五十鈴古流一暁派
星光の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

花は人の気持ちを温かくしてくれます。花から貰うもの、香り・感触・色彩・・・ そしてそれらに花を生ける人、観る人の心が加わって「いけばな」になる。 私達五十鈴古流は古典としての古流系生花、また生け手の個性を大切にする自由花、共に花・草・木が持つ美しさを探し、表現しようとする「いけばな」を目指します。

五十鈴古流一暁派
五十鈴古流一暁派

※写真は過去展示の様子 


しょうざんえんしゅうりゅう勝山遠州流
清方の間
【第三期】10/ 4(金)~10/ 9(水)

勝山遠州流は、安土桃山時代の小堀遠州公(綺麗さび)を尊重し、自然美を活かしたいけばなを心がけています。古典花~現代花まで個々に促した指導に務めております。

勝山遠州流
勝山遠州流

※写真は過去展示の様子


おはらりゅう小原流
正面玄関、エレベーターホール、十畝の間、漁樵の間、頂上の間
【第四期】10/11(金)~10/16(水)

小原流は19世紀末、小原雲心(おはらうんしん)が「盛花(もりばな)」という新形式のいけばなを創始して、近代いけばなの道を開いたことに始まります。「盛花」は、口の広い器(水盤)に花材を「盛る」ようにいけたもので、それまでの「線の動き」を主にした構成ではなく、「面的な広がり」を強調したところに特徴があります。また、おなじみの水盤と剣山を使ういけばなは、小原流が始めたものです。 創流から124年、盛花をはじめとして、生活様式の変化に合わせた様々ないけばなを生み出してきた小原流は、五世家元・小原宏貴(おはらひろき)のもと、さらに 新しい時代のいけばなを提案していきます。

小原流
小原流

※写真は過去展示の様子 


こくふうかどうかい国風華道会
草丘の間
【第四期】10/11(金)~10/16(水)

国風華道会では流祖福島経人の志を仰ぎ、日本人の心の中にある生け花本来の美しさを大切にしながら、常に今あるべき新しい生け花の世界を追求しています。様々に変化する住宅や建築事情及び外的な状況に見合った生け花を提供し、いつの時代にも持ち続ける日本人の美意識を、どんな場合にでもさりげなく表現できる生け花であることを心掛けてまいります。

国風華道会
国風華道会

※写真は過去展示の様子 


さがごりゅう嵯峨御流
静水の間
【第四期】10/11(金)~10/16(水)

嵯峨御流は、平安時代、嵯峨天皇が京都・大覚寺の大沢池にある菊ガ島で手折られた菊を挿花されたことで「後世花を生くるものは宜しく之を以て範とすべし」と仰せになられたことが源流となっています。当流は嵯峨天皇の自然や草木のいのちを愛する大御心を伝える伝統的な「いけばな」だけでなく、平成30年には新花『花がさね』を発表するなど幅広い様式をもつ流派で京都・大覚寺に華道総司所をおいています。

嵯峨御流
嵯峨御流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうわかばかい古流わかば会
星光の間
【第四期】10/11(金)~10/16(水)

人と人との「和・輪・話」を大切にしている古流わかば会は、古流の伝統花を踏襲し、現代花はバランス美を大切にし自由で優しい作品を追求しています。又アレンジメント部門では、日々の暮らしに役立ち楽しめる花の世界を目指しています。古来の生け花を大切にし、且つ生活に密着した生け花を研鑽し、花から元気をもらい、花に活力を与え「和・輪・話」で楽しんでおります。

古流わかば会
古流わかば会

※写真は過去展示の様子 


やまとかどう大和花道
清方の間
【第四期】10/11(金)~10/16(水)

いけるという行為は、いま私が手に把ったこの花との一期一会の出合いを、いかに深く楽しむかということに盡きます。いけあがった結果を他者に伝えることも大切ですが、それ以上に、いける過程で、どれだけ自由に、大胆に、緊張に満ちた花とのやりとりを押し進めていけるか-大和花道は、ここを、いけばなの根本の大事と考えます。

大和花道
大和花道

※写真は過去展示の様子 


そうげつりゅう草月流
正面玄関、エレベーターホール、十畝の間、草丘の間、頂上の間
【第五期】 10/18(金)~10/23(水)

草月流は、いける人の「個性」を尊重する新しいいけばなとして1927年に勅使河原蒼風が創流しました。いつでも、どこでも、だれにでも、そしてどんな素材を使ってもいけられるいけばなとして世界各地で親しまれています。現在は第四代家元・茜のもと、東京の本部を中心に、 国内はもとより世界中の支部やスタディグループが枠にとらわれない自由ないけばな活動を展開しています。

草月流
草月流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうとうかい古流松藤会
漁樵の間
【第五期】 10/18(金)~10/23(水)

古流松藤会は、1916年に初代・池田理英によって東京で組織され、1966年に社団法人組織の認定を受けた流派です。本部を東京都文京区に置き、国内・海外に約60の支部を組織して全国的に活動しています。古流松藤会のいけばなには、江戸時代から続く伝統の「生花」と、自由な発想の「現代華」という二つの様式があり、伝統美と新しい美を同時に追求しています。

古流松藤会
古流松藤会

※写真は過去展示の様子 


やなぎこりゅう柳古流
静水の間
【第五期】 10/18(金)~10/23(水)

柳古流は、明治から大正時代初期にかけ、初代宗家宮下一風が創流、発展してきましたが、関東大震災、第二次世界大戦の東京大空襲等により一切の資料が亡失、明確な創流次期は不明でありますが、ほぼ一世紀は経て系統を培ったと言えます。 当初は床の間芸術としての格花、生花を基準として、水盤等による盛花も含めて生けたと言えるでしょう。もとより、柳古流はいけばなと生けると共に人格養生を含めており、いけばな技術のみならず、人格形成という教養主義を含めたものでありました。

柳古流
柳古流

※写真は過去展示の様子 


こりゅう・たいかんりゅう古流・大觀流
星光の間
【第五期】 10/18(金)~10/23(水)

当流は江戸中期に一志軒宗普により興された古流生花を伝承。併せて昭和3年より古流という流派から離れた盛花・投入れを中心とした「いけばな」作品を発表・指導しております。凛と清々しく軽快で粋、季節感と安らぎを与える花を…。伝承の技と花型と共に、古流・大觀流の現在(いま)を生きる花をご高覧ください。

古流・大觀流
古流・大觀流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうかたばみかい古流かたばみ会
清方の間
【第五期】 10/18(金)~10/23(水)

いけばなはその発生以来、時代とともに変化し、様々な様式を生んできましたが、江戸時代中期には生花(せいか)という様式が生まれ、全国で盛んに生けられました。古流かたばみ会では伝承花である生花と、今日の生活空間とも見合った自由花(現代華)とを二本の柱として位置づけ、その指導と普及に努めております。

古流かたばみ会
古流かたばみ会

※写真は過去展示の様子 


いちようしきいけばな一葉式いけ花
正面玄関、エレベーターホール
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

「一葉式いけ花」は、花や植物と自分との“間”を大切にしています。物事には“間”というものがあります。それは、空間であったり、時間であったり、関わり方であったり、或はバランスであったり、人により感じ方、捉え方は様々です。一葉式いけ花は、『自分の“間”を意識して“植物”や花材の持つ良さや表情を捉えて花をいける』といった理念があります。また、和室にふさわしい花をはじめ、現代の生活様式を楽しむ花、スケールの大きな舞台創花まで、暮らしを取り巻く全ての空間を花の場ととらえ、その場、その時、その材料で、また、どんな国、どんな文化でも調和できる独創性豊かないけ花を目指しています。

一葉式いけ花
一葉式いけ花

※写真は過去展示の様子 


こうどうりゅうもちづき宏道流(望月)
十畝の間、頂上の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

今から約280年前、江戸中期の享保から享和年間に江戸下谷の住人であった望月義想によって宏道流は創流されました。その背景には中国明時代の詩人であり文人であった袁宏道の著した花論書「瓶史」の文人隠逸なる花への強い憧憬に共鳴したことがあります。 我々も瓶史の挿花精神をバックボーンに引き継ぎ、端正な様式に加え現代建築様式にむけた花への探究を続けています。

宏道流(望月)
宏道流(望月)

※写真は過去展示の様子 


そうびりゅう創美流
漁樵の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

流祖は嵯峨源氏公より数へて四十七代当主渡邊元熙鴻雲齋宗興。寛延參年を創流元年とし、明年、令和二年に創流二百七十年を迎へます。現在十五世家元は五十七代鴻雲齋華靖。当流では流是として四世家元により「平常心是道」と定められ、九世家元により脩靜庵華道訓として「花に聞き、花の心になっていける」他、七項を定められ今に生かされています。
http://www.sobiryu.jp

創美流
創美流

※写真は過去展示の様子 


しゅうほうりゅう秀抱流
静水の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

昭和8年初代家元佐藤秀抱により創流、現3代目家元バーネット秀抱。自由花を主体として植物の個性と生け手の個性を生かし色彩と素材を豊かに表現する事を大切にしております。
非日常の空間、ゆったりと生け花をより身近にお楽しみくださいませ。

秀抱流
秀抱流

※写真は過去展示の様子 


かじいのみやごりゅう梶井宮御流
静水の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

梶井宮御流は京都三千院を源とする流派です。 連綿と受け継がれてきた古典花を大切に守り伝えると共に、時代に即応した花を目指すべく現代花にも力を入れております。 現在は横浜が本部となっておりますが、毎年11月には流派発祥の地である三千院に於いて、各支部の代表者が参集し、華展を開催致します。 国内外を問わず三千院を訪れる多くの観光客の方々からご好評をいただいております。

梶井宮御流
梶井宮御流

※写真は過去展示の様子 


しょうふうかどうかい松風花道会
星光の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

1917年松風流 創始者 押川如水初代家元、女流華道家として国内外で「新しいいけばな」の普及活動。1974年松風花道会(会員制)設立、初代会長 原田淑水、1977年社団法人松風花道会として認定され歴代会長のもと会の発展につとめる。2013年4月公益社団法人に認定され、現6代会長 橋本栄水のもと一層の華道普及、発展のため「個性豊かないけばな」の研究、発展、子供教室ボランティア会報、ホームページ等々、活動展開中。

松風花道会
松風花道会

※写真は過去展示の様子 


えいげつしょうふうりゅう映月松風流
清方の間
【第六期】10/25(金)~10/30(水)

当流は、昭和12年に初代石野秀峰が創流しました。植物の自然のすがたを損なうことなく活けることを基本にしております。植物の持つ凛とした美しさを尊び、その気品のある美しさ、愛らしさを花器の上で最大限に表現することを目指しています。鏑木清方の筆による四季の草花に彩られた「清方の間」との調和を目指して、心休まるいけばな空間を展開したいと考えています。「清方の間」を引き立てる素晴らしい絵画の数々と、そこに添えた、いけばなのたたずまいを、ひとときお愉しみ下さい。

映月松風流
映月松風流

※写真は過去展示の様子 


りゅうせいは龍生派
正面玄関、エレベーターホール、十畝の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

いける人が自分自身の眼で、手にした植物一本一本に真摯に向き合い、その「貌(かお)」を捉えて自由に作品にしていく。それが、龍生派の創作の基本となる「植物の貌」という考え方です。明治19年、吉村華芸(かうん)により創流された龍生派では、今日、現代の暮らしの中に息づくいけばなを中心におきながら、古典華の伝承にも力を入れています。

龍生派
龍生派

※写真は過去展示の様子 


かつらこりゅう桂古流
漁樵の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

桂古流は埼玉県に家元本部がございます。明治時代に三世家元が新潟の佐渡よりこの地に移り住み 以来歴代家元がさいたま市の出身となっております。 当世は新藤華盛となります。桂古流家元本部は 一般財団法人新藤花道学院として運営されております。 古典花の形は「たちいけ」と呼びます。タテの三角形 を作り上げること、足元は叉木に収めるようにします。 いろいろな制約がありますがすっきりとした美しさは いまなお人々を魅了してやみません。すてきな漁樵の間に活けられることをとても嬉しく存じます。

桂古流
桂古流

※写真は過去展示の様子 


せいふうへいか清風瓶華
草丘の間、頂上の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

清風瓶華は大阪の花籠造りの名人、初代早川尚古斎の家に伝わる花をその子一世尚洞が東京で創流した流派です。その特徴は自然の風趣を愛し、芸術性を尊び、新しいいけばなの創造を促す自由な気風にあります。

清風瓶華
清風瓶華

※写真は過去展示の様子 


かどうこうやさん華道高野山
静水の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

華道高野山は、流祖弘法大師が天長9年(832年)8月21日万燈万華会にて、み仏にお華をお供えされて以来今日まで、年月を重ねる中で、掌を合わせる心とその手によりいけ続けられる華があります。その華によって自らの眼と心を磨く道です。その道を華道高野山と称します。生けた華の中に仏を観じ、華により温かく心を包み、華を観る人に心の豊かさをもたらします。

華道高野山
華道高野山

※写真は過去展示の様子 


せいげつりゅう成月流
星光の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

成月流は昭和5年に初代家元 岩淵成方によって「花心一如(花と心を一つにする)」「自然即芸術(自然美は芸術)」を目標に創流されました。 植物の持つ「線の流れ」「色彩」「空間」を大切に、いけばなの表現をしている流派です。 花と向き合うことで自らが成長し、花を活けることで周りの人々と喜びを分かち合うことが生み出される作品を目指しています。 いけばなの形は、盛花、投入れを基本としています。

成月流
成月流

※写真は過去展示の様子 


かどうしんようみしょう華道真養未生
清方の間
【第七期】11/1(金)~11/6(水)

今から遡る事、江戸後期文化文政の頃、流祖・未生斎一甫が創流しました。未生を名乗る流派は関西を中心にたくさんありますが、当流もその一つで、大阪堺市に家元があります。私たちは常に伝統的な格花、投入、盛花、自然生けそして現代花の新花等を勉強しております。
百段階段花展には東京支部が中心となり、遠くは山形支部も出瓶しています。昨年から参加させて頂きましたが、クラシックな空間といけばなの融合を考えていけました。

華道真養未生
華道真養未生

※写真は過去展示の様子 


みしょうりゅう未生流
正面玄関、エレベーターホール、漁樵の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

未生流は未生斎一甫(1761-1824年)によって1807年頃大阪で創流されました。2014年、肥原慶甫が十世家元を継承。未生流の挿花は、陰陽五行説を根底とし天円地方合体によって出来る三角鱗に天人地の役枝を配することで構成されます。陰陽和合・虚実等分の理をもって、生命の根源から挿花を考えます。伝統の格花はもとより現代の生活様式に応じた新花を広めるべく様々な試みを行い、また次世代への普及発展に努めています。

未生流
未生流

※写真は過去展示の様子 


いちようしきいけばな一葉式いけ花
十畝の間、頂上の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

「一葉式いけ花」は、花や植物と自分との“間”を大切にしています。物事には“間”というものがあります。それは、空間であったり、時間であったり、関わり方であったり、或はバランスであったり、人により感じ方、捉え方は様々です。一葉式いけ花は、『自分の“間”を意識して“植物”や花材の持つ良さや表情を捉えて花をいける』といった理念があります。また、和室にふさわしい花をはじめ、現代の生活様式を楽しむ花、スケールの大きな舞台創花まで、暮らしを取り巻く全ての空間を花の場ととらえ、その場、その時、その材料で、また、どんな国、どんな文化でも調和できる独創性豊かないけ花を目指しています。

一葉式いけ花
一葉式いけ花

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうとうかい古流松濤会
草丘の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

古流は今井一志軒宗普によって江戸中期に創流されました。古流松濤会では、伝承花である「生花」と、現代の生活に合った「現代華」の二つの様式があり、変わらぬ美しさや、季節感を感じて頂き、少しでも多くの方が、いけばなを好きになって頂けるよう心がけております。

古流松濤会
古流松濤会

※写真は過去展示の様子 


かどうせんしょういけのぼう華道専正池坊
静水の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

華道専正池坊 は、現家元諸泉頼子の曾祖父諸泉祐道により昭和5年に創流された全国組織の流派です。当流の特色は多様な花型にあります。古典花である立華、生花を継承保存し、時代とともに自然花、自由花、彩花、フラワーアレンジメント、一枝一花と新しい花も展開して参りました。さらに現代の生活様式にあった、手早くいけるシンプルないけばなの普及に努めております。時代と共にしなやかに進化するいけばなを提案します。

華道専正池坊
華道専正池坊

※写真は過去展示の様子 


そうあみりゅう相阿彌流
星光の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

絵画、華道、香道、造庭など芸術全般に秀でた室町文化の代表的担い手・相阿彌(そうあみ)眞相を始祖とする華道相阿彌流の特色は、「生花は花を生くるにあらず、心を生くるなり。花を生けるにあたり、礼のことまつるべし」と、花を生けることによって人間を磨き、人間をつくることによって花も立派になるという境地を大切にしていることにあります。古典の神髄を厳格に存続しつつ、現代の空間を創作する作品も錬磨しています。

相阿彌流
相阿彌流

※写真は過去展示の様子 


こりゅうしょうえいかい古流松映会
清方の間
【第八期】11/8(金)~11/13(水)

いけばなには沢山の流派が有り、その中で古流は江戸時代の中期に今井一志軒宗普を流祖として始まり、その後三代目関本理遊、四代目関本理恩により、古流の特徴を表す生花(せいか)の花形が定められました。私たちは、その魅力的な曲線を持つ生花を愛する会ですが、もちろんそれだけでなく、現代の様々な場面に合わせたいけばなも手掛け、生活文化のいけばなをより多くの人々に伝えて行きたいと、活動をしている会です。

古流松映会
古流松映会

※写真は過去展示の様子 

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