猫都（ニャンと）の国宝展 at 百段階段～猫の都の国宝アート～

ジャンル、時代を超えた、猫の都の国宝アート222(にゃんにゃんにゃん)点

開催期間：2018年 3月29日(木) - 5月13日(日)

歌川国芳から、河村目呂二、大佛次郎、横尾忠則、ますむらひろし、もりわじんまで
日本の国宝をモチーフに制作した作品をはじめ、猫の国の国宝級のアート作品が「百段階段」に集います。

※右：「薬師猫神様」もりわじん作（信州高森町瑠璃寺所蔵）／左上：「安善興福猫」まいけるからわた作／左中：「黒猫」目羅健嗣作／左下：「北斎尾州不二見原」ますむらひろし作

東京都指定有形文化財百段階段とは

猫都（ニャンと）の国宝展 at 百段階段～猫の都の国宝アート～

■開催期間: 2018年3月29日(木)-5月13日(日)
■開催時間: 10:00-18:00（最終入館 17:30）
■会　　場: ホテル雅叙園東京
東京都指定有形文化財「百段階段」　>>アクセス
■入場料: 当　　日　　￥1,500; 館内前売　　￥1,000 ※3月28日まで　　　; 前　　売　　￥1,200; 学　　生　　￥800 ※要学生証呈示; 　　　　　　※小学生以下無料; 百段階段ガイド付見学ツアー

■販売窓口: ホテル雅叙園東京、ローソンチケット、セブンチケット、JTBレジャーチケット（セブン‒イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス）［インターネット］イープラス
■主　　催: ホテル雅叙園東京
■協　　力: 大佛次郎記念館（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）／目呂二ライブラリィ／招き猫ミュージアム／瑠璃寺／心光寺／則武広和／日本招猫倶楽部
■後　　援: 目黒区／めぐろ観光まちづくり協会

猫の国「猫都」で、もし国宝展が開催されたら？！

奈良時代の頃、日本にやってきて以来、多くの人々に愛され親しまれてきた猫。画家、彫刻家、小説家などさまざまな芸術家の創造の源となってきた猫こそ日本の宝と言っても過言ではありません。日本の国宝をモチーフに制作した現代作家の作品をはじめ、さまざまな時代やジャンルの猫の国の国宝級のアート作品が、東京都指定有形文化財「百段階段」に集います。昨春開催された「福ねこat百段階段～和室で楽しむねこアート～」に続く華麗な共演をお楽しみください。

【十畝の間】

猫の神さま、仏さま。ありがたい寺の宝がやってきた！

国宝と言えば仏像と仏画。信州瑠璃寺所蔵「薬師猫神様」、東京心光寺所蔵「猫がいる涅槃図」など、当代きっての猫アーティストが創り、「寺の宝」として大切にされている貴重な猫アート作品を特別にお借りして公開します。思わず手を合わせたくなる荘厳さ、美しさ。高度な技術を要する工芸作品（七宝焼、陶芸の特殊技法練り込みの作品）も展示。

「猫がいる涅槃図」

出町千鶴子作(東京文京区心光寺所蔵)

「招き普賢菩薩猫騎象像」

鈴木義美作

「練り込み陶箱招き猫」

水野教雄作

【漁樵の間】

和みの猫シュールレアリスム、驚きの世界

百段階段屈指のきらびやかな部屋に、過去と現代、人間社会と猫社会が交錯したアート作品を配置。驚き、発見、笑いを誘うシュールレアリスムの世界。猫絵師、猫仏師、猫鬼板師などなど、技と心をあわせ持つ凄腕アーティスト入魂の作品と豪華絢爛な部屋のコラボをお愉しみください。

「雷神痩身美容図」

目羅健嗣作

「猫又奏者」

石渡いくよ作

「わご写空」

もりわじん作

「猫を抱く大仏」

水谷満作

「スコティッシュ」

小澤康麿作

【草丘の間】

国芳一門猫づくしと、現代アーティストの共演！

浮世絵は世界に誇る日本の宝。奇想の絵師として非常に人気の高い歌川国芳は猫好きでも知られ、猫モチーフの作品を沢山残しています。国芳や浮世絵を愛する現代アーティストが浮世絵、おもちゃ絵に触発されて、独自の浮世絵世界を創りました。もちろん、貴重な国芳一門の猫の浮世絵や猫のおもちゃ絵コレクションも展示。

「北斎尾州不二見原」

ますむらひろし作

「七小町雨こい小町」

歌川国芳作
※フライヤーなど一部にて別名称での掲載がございました。正しくは「七小町雨こい小町」です。

「猫国祭礼図」

元祖ふとねこ堂作

「鯛車」

松本浩子作

【静水の間】

日本独特の縁起もの、招き猫がアートになった！

招き猫は江戸時代末期、浅草辺りで生まれた日本独特の縁起もの。江戸時代から現代まで人々に福を招き続けて来ました。日本最大「招き猫ミュージアム」（愛知県瀬戸市）所蔵の逸品コレクションや、現代アーティストの斬新な作品で福を呼びます。

「子福猫」

伏見人形

「八方猫」

美濃瓢吾作

「魔除猫」

横尾忠則作

「鯛焼きまねき」

小林カツ代作

「瀬戸ヌーボー招き猫」

とよた真帆作

【星光の間】

この文豪も、あの芸術家もみんな愛猫家だった！

猫を愛した日本の芸術家の中から、猫先生と呼ばれた大佛次郎と河村目呂二を中心にご紹介。廃棄される文庫本から著者のオブジェを制作する古本選堂の「文豪と猫」張り子シリーズも展示。

「文庫張子夏目漱石」

古本選堂

「猫百図」

河村目呂二作

「猫あんか」

河村目呂二作
大佛次郎コレクション

【清方の間】

猫アートの傑作、快作、問題作がせいぞろい！

陶芸、立体造形、羊毛アート、張り子、墨絵、木工など、さまざまなジャンルのアートクラフトの猫作品をセレクト。猫でここまで表現できるのか、とその奥深さ、豊かさに瞠目することでしょう。

「木彫猫」

はしもとみお作

「猫のお茶碗」

なかむらじん作

「肉球イス」

HISOKA 作

「リアル猫ヘッド」

佐藤法雪作

※出展作家・作品は変更になる場合があります。

Weekly EXHIBITION

リレー個展「第８の間」
週替わりで、陶芸、絵画、人形、イラストレーションなどの作家の個展を開催。いつ、何度来ても新鮮な猫アートに触れられる特別企画。会期中は作家も多く在廊しており、創作の秘密やこだわりなど直にお話をきくこともできるかも！

日程

持ち帰れる福、あなたのための、猫アート

猫尽くしアートマーケット
まるで市場に買い物に出かけるように、新鮮でわくわくする猫アートに出会えるマーケット。人気アーティストの一点もの作品からお手頃なアートグッズまで、お好きな福を選んで持ち帰れます。

猫グッズマーケット
猫をあしらったステーショナリーや小物など、センスのよいグッズをラインナップ。猫好きな方へのお土産にも。

総勢約40名のアーティストによる累計総数800点以上の作品（リレー個展分含む）

天野千恵美（絵画・立体）／荒井良（張子）※／有田ひろみ・ちゃぼ（墨絵・ぬいぐるみ）／石渡いくよ（人形・粘土ちりめん）／奥平浩美（ジュエリー）／小澤康麿（陶芸他）／辰巳（陶芸）／河村目呂二（彫刻・画）／元祖ふとねこ堂（イラストレーション）／きびねの（創作人形）／黒田征太郎（イラストレーション）※／ゴーあや（陶芸・その他）／小嶋伸（木工芸）／小林カツ代（料理研究）※／櫻井魔己子（立体造形）／佐藤法雪（立体造形・羊毛フェルト）／松風直美（切り絵）／杉原京（陶芸）／鈴木義美（陶芸）／出町千鶴子（絵画）／とよた真帆（俳優）※／なかむらじん（陶芸）／中村弘峰（人形）／はしもとみお（彫刻）／東早苗（九谷焼）／ HISOKA（FRP造形）／平林義教・利依子（七宝焼）／古本選堂（張子）／まいけるからわた（立体イラストレーション）／ますむらひろし（漫画家）／松下カツミ（イラストレーション）／松本浩子（人形）／水谷満（陶芸他）／水野教雄（陶芸）／美濃瓢吾（絵画）※／宮地乃梨子（ペーパーワーク）／目羅健嗣（絵画・立体）／もりわじん（立体造形）／横尾忠則（絵画・立体）※／渡辺志野（陶芸）
［敬称略、順不同］※印の作家は「セラミックアート招き猫展」での制作作品の出展となります。