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開催期間:2021年3月21日(日) - 6月25日(金)

休館日:4月13日(火) - 19日(月)・5月24日(月) - 31日(月)

こだわりのモノづくり
~超絶技巧の世界~


文化財の魅力は日本画に象徴される美術品だけではなく、珍しい建材や匠の技によって作られた建築自体の素晴らしさもあります。
樹齢300年を超える巨木に彩色彫刻を施した床柱や、1㎜のずれもなく作られた組子障子、肉眼では見落としてしまうほど細かな文様で彩られた七宝細工や螺鈿細工をはじめ、百段階段は大工、画家、職人などあらゆる分野の超絶技巧の技が結集して生まれた、類まれなる建築物です。

春から初夏にかけての百段階段では、工芸と素材をテーマとした文化財公開を行います。
百段階段の随所に使用された木材の逸品や漆塗、彫刻といった建築装飾を通して文化財自体の魅力を体感いただくとともに、現代の神の手を持つ作家によるクラフト作品(前期)や伝統工芸作家(後期)による同時代の超絶技巧作品もあわせてお楽しみください。




みどころ


樹齢300年の檜や珍しい南米材が使用された床柱、釘や接着剤を使わずに作られた組子障子、螺鈿、天井の七宝細工など、宮大工と職人の驚異の技で隅々まで埋め尽くされた百段階段。86年前の超絶技巧の結晶をご覧いただくとともに、その技法もご紹介します。

■伝統工芸と現代のアートで知るモノづくり
螺鈿細工や組子細工の作り方や、現代作家によるこだわりのアートによる展示など、さまざまな切り口でモノづくりの世界をご覧いただけます。
[通期]3月21日(日) - 6月25日(金) ※休館日除く

■現代の超絶技巧作家たち
神の手による紙わざ-究極のペーパークラフト
[前期]3月21日(日) - 5月23日(日) ※4月13日~19日は休館

[通期]3月21日(日) - 6月25日(金) ※休館日除く]
[前期]3月21日(日) - 5月23日(日) ※休館日除く]


安宅漆工店/安宅信太郎


塗師である安宅漆工店の安宅信太郎さんは、信州の善光寺や国立能楽堂、参議院議長公邸など数多くの建造物の建築漆工を手掛けてきました。現在は「百段階段」をはじめ、ホテル雅叙園東京内の修復作業にも携わっています。
「百段階段」の漆工には、父である儀一氏も関わったといいます。「父も建造に参加したものを修復する喜びは、漆職人ならではのこと。こんな技があったのかと日々発見がある、生涯携わっていきたいと思える最高の仕事です」と語ります。
2007(平成19)年、墨田区登録無形文化財認定
2010(平成22)年、東京マイスター認定
2011(平成23)年、墨田区伝統的工芸技術保持者認定

山川建具/山川英夫


200種類以上ある複雑な組子文様を使い分けるベテランの建具師。
16歳でこの道に入って以来、和の伝統を重んじる建主たちの厳しい要望に応えてきた。
機械では到達できない1,000分の1mmの精度で、木材を削る熟練した技を持つ職人の一人。
最近では、花梨やウォールナットなどの外国産の木材を使用した、洋間の組子細工の研究にもいそしみ、組子の可能性を広げている。
1994(平成6)年、東京都優秀技能者表彰
2015(平成25)年、叙勲 瑞宝双光章を賜る。
2018(平成28)年、江戸川区無形文化財に認定。
東京都建具協同組合副理事長
中央技能検定委員

建松/田中松夫


大工の家庭に育ち、15歳で上京し建具屋に弟子入り。
1982(昭和57)年、独立し「建松」を設立。特に組み物を得意とし、書院障子、間仕切り欄間など数多く作り出した。機械化が進む近年においても、手で仕上げ、手で作る貴重な職人。
1986(昭和61)年、江戸川区伝統工芸展にて区長賞受賞。
2006(平成18)年、江戸川区指定無形文化財認定。
2019(令和1)年、東京都優秀技能者知事賞(東京マイスター)を受賞。

ビーズアーティスト/金谷美帆


神奈川県立湘南高校、学習院大学経済学部卒。在学中、ミス鎌倉、ミス熱海梅の女王に。IKCアナウンサーを経て、1998年よりビーズ創作活動を始める。
きっかけは、海外旅行中のニューヨークでビーズクイーンと評されるJoyce Scott氏の作品に出会ったこと。「Joyceの作品に出会い、ビーズで自分の世界を確立できるかもしれないという閃きがありました」。また「ビーズをただの手芸と思われたくない」とも。以来、アートビーズクリエーターとして次々と大作を世に生み出してきた。それは日本だけではない。
2008年 ワシントンDC日本大使館「The World of Art Beads by Miho Kanaya」
2014年 ニューヨークチェルシー地区セーラムギャラリー「The World of Art Beads by Miho Kanaya」代表作は、総ビーズ織り「和衣裳」(165万余粒使用)、総ビーズ織り六曲屏風「鎌倉」(2009年ギネス世界記録認定。206万3738粒使用)。
[神の手●ニッポン 第一期アーティスト]

組み木絵アーティスト/中村道雄


1948年、岐阜県生まれ。
1968年頃より、イラストレーターとして活躍する。その後、木との出会いがあり《組み木絵》を考案。1984年、組み木絵絵本第一作『ふるいみらい』を発表。以来、組み木絵作家として絵本・時計・壁画など、一作ごとに独自の分野を切り開く。
絵本のなかでは宮澤賢治シリーズの人気が高い。とくに「よだかの星」(1987年 偕成社刊)は毎年版を重ね、2021年累計で99,000部のロングセラーになっている。また、これまで、銀座三越、東京大丸、阪急百貨店、山形県酒田市美術館など企画展多数。2002年『徹子の部屋』に出演。2008年〜2010年まで大分芸術の杜内にて「中村道雄組み木絵美術館」が開館された。2012年にはパリで個展を開催し、大成功を納める。さらに2016年には東京都西多摩郡日の出町のアトリエの隣に、組み木絵ギャラリー「おおぷなあ」を開設している。
[神の手●ニッポン 第三期アーティスト]

1枚の紙から生まれるアート/SouMa


立体切絵作家
出身地、島根県。現在も島根県に在住。小学生の頃から切り絵を始める。
美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく師匠や先生もいない。
そして下絵や設計図すらないことがほとんど。全て自身の感性に任せて作品を創作するため、唯一無二の独創的な作風が特徴である。また全ての作品は貼り合わせているのではなく繋がった1枚の紙からできている。火や水を使った創作や紙の層を剥がす「剥がし切り」等他にはない独特の手法が魅力となっている。個人のお客様からのご依頼で、オーダーメイドにより創作させて頂くことが多い。また法人様からのご依頼でコラボ作品や広告作品、イメージ作品等も創作させて頂いており従来の「切り絵作家」という枠を完全に超えた創作活動を展開している。アートディレクション、広告キービジュアル制作等のご依頼、実績も多数。実演パフォーマンス、切り絵教室、講演等も行っている。
現在、島根県松江市の松江観光大使も勤めている。
[神の手●ニッポン 第一期アーティスト]

Kiri-e Art Creator/Atsuomi


切絵アートクリエーター
繊細な切絵を素材そのものやひとつの手法としてアクリル画や様々な素材と融合させる切絵アートクリエーター。様々なジャンルのアーティストとのコラボ作品も手がける。切絵の表現方法を探究する一方で、日本では1300年以上前に神楽の舞台装飾から始まったとされる神話の時代から現在まで続くその伝統や手法など、切絵文化の連続性からも新たなアートの可能性を見出す。
国内での個展・展覧会や海外での展示など活動を続けるなか2017年に「神の手ニッポン展」第3期神の手アーティストに選任される。ここで選任された事で切絵特有の超絶技巧と呼ばれる細かさや繊細さへの疑問と意味をより意識する事になる。同じ2017年に「頑張って切る」カッコ悪さを払拭する意味からレーザーカッターを使った作品展開も始める。同時に現代の機械の性能を知る事で切絵の 根本に立ち返り、機械では出来ない作品や超絶技巧を肯定した作品を意識して制作している。
[神の手●ニッポン 第三期アーティスト]

立体切り文字作家/笹尾 真


立体切り文字作家
千葉大学工学部工業意匠学科卒。
【双曲線】x軸、y軸、原点に対して対称な曲線で、平面において異なる 2つの定点 F,F’からの距離の差が0にならない一定の値をとる点Pの軌跡。これを中学で学ぶ数学では、y=a/xとして、わかりやすく反比例として学習します。近作の「積む」は、この式のyの値を紙の厚みとし、算出したxの値をもとに制作しています。
「数学」と「文学」。僕の制作における大きなテーマです。
[神の手●ニッポン 第三期アーティスト]

ペーパーアート/中山 ゆかり


ペーパーアーティスト
POP広告制作会社を経て、独立。その後 1998年よりぺーパークラフトの制作を始める。現在、ペーパークラフト、イラストの制作を中心に活動中。
2003年「第18回ハンズ大賞」入選。
2009年「第19回紙わざ大賞」大賞受賞。
2011年「第21回紙わざ大賞」準入選/あなたが選ぶ紙わざ大賞第2位。
2015年 YUMI KATSURA 50thファッションショーにヘッドオーナメント制作で参加。
2016年 パリ・JapanExpo、イギリス・Kokoro-Contemporary Japanese Crafts に参加出展。
[神の手●ニッポン展 第二期アーティスト]

シャドーボックス/大橋禾苗


シャドーボックスアーティスト
神戸に生まれる。ニューヨーク滞在中にシャドーボックス習得。帰国後東京にて、「シャドーボックスはなみずき」設立主宰。後に本部を兵庫県に移す。東京、京都、神戸、名古屋教室を順次独立させた。
東京丸善ギャラリー、シーショアーリゾートホテル、リーガロイヤルホテルギャラリーなど個展多数。題材としてミケランジェロやラファエロを好むため、海外における出展が多く、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、イギリス、オランダなど海外で高い評価を得ている。
原画に忠実に立体感をだし新たな命を吹き込むシャドーボックスに魅せられて36年。
カルーゼル ドゥ ルーブル グランプリ受賞、トリコロール芸術平和賞受賞。ウイーン ザルツブルグ宮殿美術館90周年記念「芸術選集」に「星座のモティーフ」「神奈川沖浪裏」が各国美術館所蔵の名画とともに掲載され、「特別芸術大賞」第6回「Shadow Box Art Exhibition in Japan」国立新美術館 にて(「文部科学大臣賞」拝受。工芸としか認められなかったシャドーボックスが芸術として認められた瞬間に立ち会えた。第9回同上展にて「最高名誉賞」受賞
他、受賞歴、掲載図書多数
[神の手●ニッポン 第三期アーティスト]


■伝統工芸作家による匠の技と未来への発想
漆工芸や組子細工など伝統を守り未来に伝えたい現代の職人技
[後期]6月1日(火) - 25日(金)


■百段茶房
見るだけではなく、実際に使われていた当時のように文化財建築を体感できる文化財喫茶。お茶とお菓子を召し上がりながら、86年前に百段階段を訪れた人々と同じように建築を満喫いただけます。※写真はイメージです。

1名様 1,000円



開催概要


■開催期間

2021年3月21日(日) - 6月25日(金)

[前期] 3月21日(日) - 5月23日(日) ※4月13日(火) - 19日(月)は休館
[後期] 6月  1日(火) - 6月25日(金) ※5月24日(月) - 5月31日(月)は休館
■開催時間
12:30~18:00(最終入館 17:30)
■会  場
ホテル雅叙園東京
東京都指定有形文化財 「百段階段」 
アクセス

チケット情報


■入 場 料
一般 ¥1,000
特別前売券 ¥800(3月20日迄)
学生 ¥500 ※要学生証呈示、未就学児無料
■販売窓口
・ホテル雅叙園東京
百段階段イベント公式
オンラインチケット
ファミリークラブ会員の方はカード呈示の方(1名)は無料でご入場いただけます。同伴者の方はご優待料金(800円)となります。
※状況により、開催内容を変更させていただく場合がございます。

◆「百段階段」と「お食事」が
お楽しみいただけます◆
ランチセットはこちら


~オンライン限定チケット~

■組子キット付チケット[数量限定]

組子キット付チケット 組子キット付チケット ご自身で組子を組んでコースターを作れる、組子キット付のチケット。伝統工芸の技をご自宅で楽しく体験できます。

1名様 ¥1,800(税込)


■組子柄マスキングテープ付チケット[数量限定]

組子柄マスキングテープ付チケット 組子柄マスキングテープ付チケット 百段階段オリジナルグッズの組子柄マスキングテープ付のチケット。紅色&藤色の2つセットで、百段階段の中の組子障子にも用いられている縁起の良い麻の葉模様です。

1名様 ¥1,300(税込)

■[日時指定&定員制]
ギャラリートーク&文化財ガイドブック付特別見学会チケット

ギャラリートーク付特別見学会チケット ギャラリートーク付特別見学会チケット ゆっくりと文化財見学をご堪能いただきたい方向けの特別見学会チケット。閉館後の文化財を解説つきでご覧いただけます。文化財ガイドブックのお土産つき。

○実施日:本催事期間内の指定日
○時 間:18:00~18:45(18:00 百段階段ミュージアムショップ前にご集合ください)
○定 員:1日につき15名様

※ご入館は18:00前からも可能です。ミュージアムショップは18:00までの営業となります。
※オンラインチケットにてお求め後、日にちの変更、購入内容の変更はお受けできかねます。
※日本語のみの開催となります。

1名様(日時指定・定員制)¥1,800(税込)



■貸切特別チケット

貸切特別チケット
東京都指定有形文化財「百段階段」を最大2時間貸し切れる特別チケット。
趣味の撮影や、プレミアム感のあるご見学におすすめです。

10:00 - 12:00の2時間でのご利用となります。
毎週水曜日(10:00)に2週間後の1週間分を発売いたします。

※お求めは実施日前日までの受付となります。
※1枚のお申込みで最大10名様までご利用いただけます。
※商業利用は対象外となります(別途ご相談ください)。
※強い光や文化財保全に反するご利用はいただけません。
※会場内は「こだわりのモノづくり」開催の仕様でのご利用となります。

「百段階段」貸切でのご利用のご案内

[平 日]¥30,000(税込)

[土日祝]¥60,000(税込)




◆ 月曜日プレゼントのお知らせ ◆

本展会期中、月曜日にご来場の方にはポストカードをプレゼント!昭和初期の創業当時の建築をモチーフにした復刻版ポストカードを1枚プレゼントします。月曜日は是非百段階段へお出かけください。

■対象:百段階段受付で「月曜日プレゼントを見た」とお声がけいただいた方
※休館日を除く。

※写真はイメージです。


見学にあたってのお願い


東京都指定有形文化財「百段階段」ご見学にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、予防対策を行っております。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
詳細はこちら

■ 会場内の混雑緩和のため、入場制限を行っています。一定数になりましたら、お待ちいただく場合がございます。
また、グループで来館された場合は、時間差にてご案内させていただく場合がございます。
■ 施設内は階段での移動となります。車椅子、シルバーカー、ベビーカーはご利用いただけません。
■ 会場は和室のため、靴を脱いでのご見学となります。(素足を避け、靴下などの着用をお願いいたします。)
■ 企画展によって会場内は撮影していただけますが、以下の点をご注意ください。
・フラッシュ、ライト、三脚、自撮棒の使用はご遠慮願います。
・商業目的の撮影はお断りしております。
・展示品に撮影機器を近づけすぎるなど、展示の安全を損ねる行為は禁止しております。
・まわりのお客様にご配慮をお願いいたします。
■ 大きな荷物や傘などのお持込はお控えください。お荷物は、正面玄関ベルデスクにて、傘は傘置き場にてお預かりいたします。
■ 会場内での飲食はお控えください。また、危険物、臭気物、生ものの持ち込みは、お断りしております。
見学にあたってのお願い
 

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